『サッカーのエコロジカル・アプローチ トレーニングメニュー集 〜制約が選手を育てる〜』古賀康彦:著、坪井健太郎:監修/ ベースボール・マガジン社
「エコロジカル・アプローチ」という理論は、少しづつ知られるようになっていましたが、現場では、その理論をどのように運用すればいいのか迷っているとの声を多く聞きました。そこで、現場の人の手助けになるように、FCガレオ玉島で実践しているメニューを紹介しようと思い、書籍化に至りました。
この本で最も伝えたいのは、「制約の中を旅する」という考え方です。人は誰でも、何らかの制約の中で生きています。生まれた環境、生まれ持った身体、置かれる立場……。制約の形は人それぞれで、優劣はありません。大切なのは、その制約の中でどう考え、どうもがき、どう進んでいくか。
トレーニングにおける「制約」で言えば、それは選手の可能性を縛るものではなく、考える力や創造性を引き出すきっかけになります。制約の中で答えを探し続ける。その過程こそが、成長につながると感じています。