倉敷翠松高校ってどんな高校?

在校生・先生・卒業生、翠松高校をよく知る三者からのリアルな声を聞いてみよう!
令和7年度卒業
戸板 伊吹 さん
普通科 進学コース
バドミントン部
倉敷第一中学校出身
現在
同志社大学 経済学部
Vol.01
生徒

厳しさと楽しさと。個性的な先生方に支えられた3年間

翠松高校に入学する前のイメージは、「個性的な生徒が多そう」「運動部が強くて、全国大会に出ている部活動もある!」というものでした。

実際に入学してみると、個性的なのは生徒だけではなく、先生もでした。しかも強烈で(笑)。もちろん、良い意味です。親身になってくれる先生が多く、悩みや日々の出来事を自然と話せる雰囲気がありました。バドミントンの大会で優勝した時には、すれ違う際に、「おめでとう!」と声をかけてくれる先生もいて、とても嬉しかったです。

授業面では、探究活動や茶道、外部講師による講演会、校外実習など、他校ではなかなか経験できない学びがありました。特に印象に残っているのは、茶摘み体験と地域感謝デーです。

茶摘み体験では、茶道の授業でいただいているお茶を、初めて葉の状態で見て「これが抹茶になるのか」と実感できました。地域感謝デーは、日頃お世話になっている地域の方々を学校にお招きします。たくさんの人が来てくださって嬉しかったです。クラスで韓国料理のお店を手伝ったのですが、アルバイト経験が無いので、金額を計算したり商品を包んだりドキドキでした。

全国を知って変わった、バドミントンへの姿勢

小学3年生からバドミントンをしています。高校受験を前に、顧問の関先生に声をかけていただいたことが、翠松高校への入学を決めるきっかけになりました。

翠松高校のバドミントン部を一言で表すなら、「厳しい」です。体力的にも精神的にも削られます。しかし、その練習に耐えることで、自分を磨き、成長させてもらえたと感じています。部員はというと、「ヤバい男子の軍団(笑)」。ほぼ毎日練習で顔を合わせ、家族よりも長い時間を一緒に過ごしてきました。練習中は真面目に取り組みますが、休憩時間や練習以外では全力でふざけています。

関先生はとても厳しいです。でもそれは、部員一人ひとりの成長を本気で考えているからだと感じています。選手をよく観察し、真摯に向き合って指導してくださったおかげで、それぞれの成長につながったのだと思います。そんな関先生から時折飛び出すダジャレは、普段とのギャップがとても面白かったです。
1年生の時に学校対抗で出場した全国大会は、大きな転機でした。それまでは、県内最大のライバルである水島工業高校に勝つことだけを目標にしていました。しかし、全国の舞台でレベルの高さを実感し、「全国で結果を残せる選手になりたい」と強く思うようになりました。大会をきっかけに練習内容を見直し、自分の意識も変わっていきました。

2年生の後半、先輩が卒部し、自分たちが最上級生になった頃、再び水島工業高校に勝てない時期がありました。負けが続くにつれて関先生の指導も厳しくなり、練習も大変でした。それでも「負けるわけにはいかない」と自分を奮い立たせ、これまで以上に厳しい練習に励みました。その時期を乗り越えられたおかげで、3年生の夏のインターハイに出場し、自分が満足できる試合ができました。

3年生で出場した国民スポーツ大会が天覧試合※となり、試合動画が宮内庁のインスタグラムに掲載されたことも、嬉しい思い出の一つです!

※天覧試合とは、天皇陛下がご観戦される試合のことを指します。本大会は天皇皇后両陛下がご観戦されました。

「敵は己」自分に打ち勝った受験の日々

翠松高校へ入学する時、2つの目標を持っていました。
1つは、翠松高校バドミントン部を初の全国大会出場へ導くこと。
もう1つは、関関同立へ進学することです。

両立するにあたって、どうしても部活動を優先してしまいがちでしたが、提出物を期限内に出すこと、授業に集中することは意識していました。怠けそうな時には、先生方に「厳しく声をかけてください!」とお願いし、実際に何度か注意を受けました(笑)。

3年生では、9月の国民スポーツ大会に出場するため部活動を続けながら、8月のインターハイ後から11月の受験に向けて、志望理由書の作成や面接・小論文対策に短期集中で取り組みました。インターハイ出場の目標は達成できていたので、「あとは受験をやり切るだけだ」と強い気持ちで挑みました。

3年間担任をしてくださった前 真梨恵先生には、本当に感謝しています。受験に向けての小論文や面接対策を何度も指導していただきました。自分はサボりがちで、調子に乗りやすいのですが、前先生が心を鬼にして支えてくださったからこそ、最後までやり抜くことができました。正直、担任が前先生でなかったら、大学合格はなかったと思っています。

また、バドミントン部で学んだ「敵は己」。目標を高く設定し、練習に取り組み続けた経験が、自分に打ち勝ち「絶対に合格するんだ」という気持ちにつながりました。

志望校であった同志社大学、実は最初に受けた学部は不合格で、かなり落ち込みました。一時期は弱気にもなりましたが、気持ちを立て直し、再チャレンジで合格をつかみ取りました。

満足度99%の高校生活

高校生活でいちばん楽しかった思い出は、文化祭です。バドミントン部では、ステージ発表で女装をして可愛いダンスを踊るのが恒例行事です。練習も本番も盛り上がり、みんなに笑って楽しんでもらえて嬉しかったです。

バドミントンの大会で遠征した時、試合外では美味しいものを食べたり、川で遊んだりしたことも良い思い出です。

入学当初に掲げた目標、「全国大会出場」と「関関同立への進学」の両方を達成して卒業を迎えられるので、高校生活の満足度は99%です。彼女ができていれば100%でしたが……(笑)。
これから翠松高校を目指す中学生のみなさんへ。
翠松高校は、勉強にも部活動にも本気で取り組める学校です。自分次第で、大きな目標を現実にすることができます。個性豊かな先生や友達と出会い、自分の新たな一面を発見し、成長しながら楽しい学校生活を送ってください!
(おまけ1)趣味や息抜きは?
アニメを見ること。あとは、とにかく寝る。白米を食べる。そして寝る。
(おまけ2)好きな言葉は?
母から教えてもらった、渡辺和子先生の「置かれた場所で咲きなさい」。どんな状況でも、できることを精一杯やり、自分らしい花を咲かせたいと思っています。