倉敷翠松高校ってどんな高校?

在校生・先生・卒業生、翠松高校をよく知る三者からのリアルな声を聞いてみよう!
翠松歴4年
児玉 聡志 先生
専門科目:商業
e-sports部顧問
目標
通いたくなる学校づくり
Vol.01
先生

TikTok高校公式アカウント日本一達成を目指す!

2023年度から始動しているe-sports部の顧問をしています。e-sports部の活動には3つの軸があります。1つ目は大会出場を目指して日々練習を行う「esports部門」。2つ目はe-sportsの大会やイベント配信をしたり、学校行事や生徒の日常を切り取った動画制作、イラストやロゴの制作をしたりする「creator部門」。3つ目はSNSへ積極的に出演して広報活動を行う「performer部門」です。

活動ネーム『CReATe -es- 』が発信を続けるTikTokでは、2022年10月のアカウント開設から約7ヶ月でフォロワー数が2.7万人を超えました。現在もフォロワー数は伸び続けており、全国の高校公式アカウントの中で2位を誇ります。これは生徒にとって大きな自信に繋がったと思います。

「日本一」は、何事も目指すべきは目的や目標をもつことが大事だと考え、掲げた目標の一つです。試行錯誤を繰り返して課題をクリアし、楽しみながら結果を出すことの面白さを体現してもらうことも目的にあります。

翠松高校は「やりたいことが形にできる学校」
大人が楽しんでいることを示すこと

生徒の中には、ある分野での能力はとても高いのですが、前向きになれない生徒もいます。自分の得意なことがなんとなくわかっていたとしても自信が持てないのは、それを発揮する場面が少なかったり、そのやり方を知らなかったりするからだと思います。

そんな生徒に対して一方的にアドバイスをすることは、生徒自身が考える力を奪ってしまいかねません。わたしたちができるのは、さりげなく伴走してあげることや、大人が楽しみながら何事にも挑戦する姿を行動で示すことだと考えています。そのためのきっかけや機会を提供することが、わたしたちの役割だと思っています。

また、翠松高校は「やりたいことが形にできる学校」です。市内初(当時)のe-sports部の開設、生徒がモデルになる制服ファッションショー、SNS発信で自分を表現する場など、他の学校にはない取り組みが多くあります。良いものは積極的に取り入れようとする柔軟な考え方ができる教員が多いことは、生徒にとっても心強い学校だと思います。

人との繋がりを大切にして
3年間、自分が一番楽しもう!

わたし自身、振り返ると高校時代は良い友人や先生に恵まれたように思います。高校生活はまさに「出会い」に満ちています。あたりまえですが高校生活は3年間しかない、短くて長い大切な時間です。それまでの自分を変えてくれる人や、新たな言葉や考え方に出会うチャンスも多くあるでしょう。人と繋がりを持つことは難しい中にも、自分自身が成長できる大きな価値があるということを忘れないでいてほしいと思います。そして二度とない「今」を、自分が一番楽しむ気持ちで過ごしてください。